シリコンバレーのVCは何を見ているのか

作成日:2022.1.19(水)、変更日:2022.1.19(水)


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内容紹介

自動運転、5G、AI(人工知能)、ブロックチェーン、フィンテック、レジなし店舗など、さまざまな先端技術のキーワードは、もはや単なるキーワードにとどまっていません。それをベースに新しい産業が、新しいビジネスがどんどん生まれ、同時に古い産業が厳しい状況を迎えようとしている。大きな変化はすでに始まっているのです。

ところが、シリコンバレーで起こっていることが、日本になかなか伝わっていない、という現実があります。 シリコンバレーで何が起きているのか、テクノロジーがビジネスや生活をどう変えようとしているのか。コミュニティでは、どのような情報が流通しているのか。 本書では、新しいテクノロジーがビジネスに与えるインパクトについて、マクロというよりはミクロの視点で説明しています。

日本企業で働くビジネスリーダーの皆さんが、10年先、20年先の未来を見据えて、進むべき方向、取り組むべきことを考えるに際して、多くの示唆と指針を与えてくれる1冊です。

【主要目次】

  • 序 章 投資家(ベンチャーキャピタリスト)として何を見ているのか

  • 第1章 これまでの「ビジネスモデル」は通用しなくなる

  • 第2章 イノベーションによる大変動を捉える

  • 第3章 今、どのような技術、ベンチャーに注目しているか

  • 第4章 何を判断基準に投資をしているのか

  • 第5章 「よい情報」を得るにはどうすればよいのか

  • 第6章 日本企業とその社員に未来はあるのか

  • 第7章 これからを生き抜くスキルを身につける

著者について

山本 康正

1981年生まれ。東京大学で修士号取得後、三菱UFJ銀行ニューヨーク米州本部に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。修士課程修了後に米グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用(DX)を推進。2018年よりDNX Venturesインダストリーパートナー。自身がベンチャーキャピタリストでありながら、日本企業やコーポレートベンチャーキャピタルへの助言なども行う。ハーバード大学客員研究員、京都大学大学院総合生存学館特任准教授も務める。著書に『シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは何を見ているのか』(東洋経済新報社)、『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』(講談社)、『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書)ほか。