2030年に勝ち残る日本企業¶
作成日:2022.1.19(水)、変更日:2022.1.19(水)
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amazon.co.jpでの評価¶
カスタマーレビュー
星5つ中の3.9、58個の評価
将来のメガトレンドは、
データを制する者が未来を制す
業界の壁を超えるコングロマリット化
ハード・ソフトではなく体験が軸になる
ということ
これらのメガトレンドを踏まえ、GAFAに代表される巨大IT企業が、金融・自動車ら14の業界にどういう影響をもたらすかが書かれます
日経でも、「ビジネスモデルが変わる業態」が色々と紹介されていますが、彼らが参入してきたら、本当に、「ビジネスモデルが、画期的に変わるなあ(変わらざるを得ないなあ)」と思われます。
内容紹介
本書の内容
第1章 小売――ECの覇者「アマゾン」に日本市場は席巻されてしまうのか?
第2章 自動車――日本を支える産業は「破壊」を免れるか?
第3章 ヘルスケア・保険――日本人のバイタルデータはGAFAに奪われてしまうのか?
第4章 金融――従来のビジネスモデルが破壊された先にあるのは?
第5章 家電――「スマートホームのOS」を握るアマゾン・グーグルとどう向き合うか?
第6章 メディア――日本の動画配信サービスはネットフリックスに対抗できるのか?
第7章 ゲーム――世界に誇る日本の「任天堂」がとるべき道とは?
第8章 農業――GAFAは未参入。市場を制覇するのは誰か?
第9章 食品――日本らしい「こだわり」を持って代替肉のトレンドに乗れ!
第10章 建設――優れた技術を誇る日本企業が世界のイニシアチブをとるには?
第11章 不動産――日本の不動産事業に「黒船」が乗り出す日は来るのか?
第12章 エネルギー――日本は化石燃料からクリーンエネルギーに転換できるか?
第13章 アパレル――ファーストリテイリングが時価総額世界一になった理由とは?
第14章 総合商社――GAFAに対抗し得る日本独特の業態。飛躍へのカギは?
著者について
山本 康正
1981年生まれ。東京大学で修士号取得後、三菱UFJ銀行ニューヨーク米州本部に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。修士課程修了後に米グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用(DX)を推進。2018年よりDNX Venturesインダストリーパートナー。自身がベンチャーキャピタリストでありながら、日本企業やコーポレートベンチャーキャピタルへの助言なども行う。ハーバード大学客員研究員、京都大学大学院総合生存学館特任准教授も務める。著書に『シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは何を見ているのか』(東洋経済新報社)、『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』(講談社)、『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書)ほか。