世界標準のテクノロジー教養

作成日:2022.1.19(水)、変更日:2022.1.19(水)


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内容紹介

2021年を逃せば、日本企業は百年に一度のチャンスを失う。SaaS、リテールテック、ロボティクス……。トップエリートたちが世界と戦うビジネス戦略を徹底解説!

2020年初頭、新型コロナウイルス感染症が世界を襲った。未曽有の危機に立ち向かうため、各企業はテクノロジーで応戦。コロナは世界におけるテクノロジーの進歩を加速させた。

一方で、対応に失敗した日本企業は世界との差を広げる結果に。コロナの流行から最初の二カ月で世界と日本の差は二年開いたと言われ、その後も格差は広がる一方だ。

2021年は日本企業が復権する最後のチャンス。「東大卒×元米ニューヨーク金融機関×ハーバード大学院理学修士×元グーグル×現ベンチャー投資家」という経歴を誇る著者が、世界で活躍する八人の精鋭の知見を紹介し、とるべきビジネス戦略を解説する。

トップベンチャーキャピタルファンドDNX Venturesの精鋭、米スタンフォード大学気鋭の学者、「DXグランプリ2020」受賞企業……。トップエリートが日本再興への道を示す。

【目次】

  • 第一章 DXの浸透と黒船の襲来

  • 第二章 SaaS ものづくり時代のおわり (倉林陽氏)

  • 第三章 リテールテック 体験としての売買 (前田浩伸氏、中垣徹二郎氏)

  • 第四章 フィンテック データが創る新しい経済(北村充崇氏)

  • 第五章 ロボティクス 人と機械の共生(Q・モティワラ氏)

  • 第六章 DX デジタル化の本質(櫛田健児氏)

  • 第七章 DXの成功例 世界で戦う日本企業(冨樫良一氏)

  • 第八章 スタートアップ 最新テクノロジーを取り入れる(野村佳美氏)

  • おわりに 日本の希望

著者について

山本 康正

1981年生まれ。東京大学で修士号取得後、三菱UFJ銀行ニューヨーク米州本部に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。修士課程修了後に米グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用(DX)を推進。2018年よりDNX Venturesインダストリーパートナー。自身がベンチャーキャピタリストでありながら、日本企業やコーポレートベンチャーキャピタルへの助言なども行う。ハーバード大学客員研究員、京都大学大学院総合生存学館特任准教授も務める。著書に『シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは何を見ているのか』(東洋経済新報社)、『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』(講談社)、『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書)ほか。