コンサル一年目が学ぶこと−評価3

作成日:2022.3.14(月)、変更日:2022.3.14(月)


読んだ後の感想

星5つ中の3

「コンサル一年目が学ぶこと」とのタイトルの通りに、確かに書いてあることが基礎的すぎで、自分にとって役に立つ情報量は殆どない。ただ、新人研修や社員教育には使えるのではと思う。

本の前書きには、各業界で成功しているコンサルタントの取材に基づいて内容を書いているというが、取材された人の具体的な名前も所属もない。ただ、そのような書き方でも、内容の信憑性にプラスになると思う。実際本書の内容には、インタビューされた人の意見が個々に書かれているのではなく、あくまでも作者の書いた内容に見える。

それにしても、本書を読んでいない人にとって、その各界で活躍している本コンサルタントの意見という書き方が、本書を読み進めるインセンティブになるであろう。

そのような書き方の方が参考になる。

本書は中国でも大ヒットしている。その中で述べられている基本的なビジネススキルやマナーは、現在の中国の若者にとって必要かもしれない。翻訳会社や出版社も宣伝に精を出しているであろう。

ポイント

  • はじめに
    • 外資系のコンサルティング会社の出身者が、業界や職種を問わず、様々な場所で活躍している。彼ら、彼女らが、コンサル時代に学んだことの中に、業界・職種を問わず、広く活躍できる、普遍的な仕事力というのが含まれているという仮説が成り立つ。

    • 各界で活躍するコンサルタントの方に取材をし、15年前の新人時代を思い出してもらうことにした。

    • 取材については、新人時代から15年から20年ほど経ち、35歳から40歳になる作者と同じ年代の方に依頼。業界、職種をなるべく幅広くしようと、
      • 外資系ファームのパートナーになっている方、

      • ベンチャー創業に携わり会社を上場させた方、

      • 政治家に転身された方、

      • 経営者や作家として複数の著作がある方、

      • 大学で教鞭をとられている方、

      • 上場企業でマネジメントについている方、

      • 独立してコンサルタントを営んでいる方、

      • そのほかに多くの方にお話を聞いた。

    • これらの取材をもとに、項目を整理して、30個の重要スキルにまとめ、それぞれの項目について、一般的な解説を加えつつ、取材した元コンサルタントの体験談と私自身の体験談を組み合わせて提示するという構成をとった。

    • スキルは四つのカテゴリに分けて4章構成にしている。

amazon.co.jpでの評価

カスタマーレビュー

星5つ中の4.3、1511個の評価

読者コメント:

どこかのネット保険会社の取締役の人が書いた 「入社1年目の教科書」という本がありますが、 飲み会の話とか上司のヨイショとか、 そういう話は一切触れられていません。

あくまで、顧客と向き合って価値を提供して しっかりとビジネスで結果を出す、という内容だけが ドライに、ストイックに書かれています。

本の紹介

その仕事、どの会社でも通用しますか? 外資系コンサルがまず身につける究極のベーシックスキルを30個選! 自分の成長が不安なあなたへ

本書は誰でも役に立つ、普遍的なビジネススキルを厳選して解説しています。 ビジネス・コンサルタントは入社1年目から徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれます。 本書では一流のコンサルタント会社を経て独立し様々な業界で活躍している方々に取材し、 コンサルタント時代で学んだ中で今でも実践している外せないスキルを紹介します。 厳選した30のスキルは、百戦錬磨のコンサル出身者が一過性ではなく 15年、20年実践し続けている普遍的な仕事術です。 社会人1年目からベテランの皆さんまで、必ずお役に立てる仕事術です。

4章に渡る:話す、思考、デスクワーク、プロフェショナル・ビジネスマインド

著者について

大石哲之(おおいしてつゆき)

1975年東京生まれ。慶応大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、株式会社ジョブウェブの創業をへて、 株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役(現職)、株式会社タグボート監査役(現職)、一般社団法人日本デジタルマネー協会理事。

現在は、ビジネスコンサルタントとして、経営の支援や、創業などにかかわる一方、 海外に移住し、場所・時間・国家にとらわれないライフスタイルを実践し、作家、ブロガー活動を通じて情報を発信している。著書に「ノマド化する時代」(ディスカヴァー21)、「3分でわかるロジカルシンキングの基本」「3分でわかる問題解決の基本」(日本実業出版社)、「過去問で鍛える地頭力」(東洋経済新報社)、「コンサルタントの読書術」「英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?」(tyk publishing)など、多数。

dangdang.comでの評価

カスタマーレビュー

好评率:99.9%、9713条评论

読者コメント:

这不仅对职场的工作观有极大的影响,甚至对我们的生活日常也有不可小觑的引导作用,拜读学习

本の紹介

中建四局读书会选书!靠谱比聪明更重要 30个职场基本功,多位管理咨询师的亲身经验总结而成,简单扎实,让你在工作中脱颖而出!

作为一名职场新人,你是否苦恼无法有效地向客户或上司表达自己的意见?是否想知道什么才是职场人士的工作技巧?如何才能为自己今后的职场生涯打下坚实有力的基础?

本书作者曾在咨询公司工作,他发现即使投身到其他行业多年,在进入咨询行业*年里掌握的工作技巧也仍然适用。也正是因为掌握了这些技巧,才能让他在其他行业中游刃有余。因此,他采访了多位曾在咨询行业工作、现活跃于各行各业的前咨询师们,从沟通、思考方式、资料制作、职业化素养这 4 个方面,用心总结出了 30 个工作技巧,并用*质朴的语言和*真实的案例介绍给读者。这些技巧在 15 年、甚至 20 年后仍能在工作中发挥很大作用。

看完这本书,希望无论是初入职场的新人,还是工作多年的人,都能够掌握受用一生的工作技巧。

分为四章:沟通、思考、资料制作、商业精神。

著者について

大石哲之,经营顾问。1975 年出生于东京,庆应义塾大学环境情报学科毕业。进入安盛咨询(Andersen Consulting)后,以战略团队的顾问身份参与全公司的战略会议、市场调查、营业革新等工作。后来参与 Job Web 公司的创设后,成为自由咨询顾问。目前除了担任咨询顾问、作家之外,也经营公司,是大石哲之事务所、Timberline Partners公司负责人。

前書き

无论是初出茅庐的职场新人,还是久经沙场的商战老手,我都希望这本书能帮助您掌握一些具有普遍性的技能和本领。这些技能和本领并不是一时性的,即便再过 15 年、20 年,依然会起到很大的作用。这本书绝非仅针对那些在咨询公司工作的人,对在各个领域和职位的人都会有帮助。 本书之所以叫作《靠谱:咨询师教你的工作基本功》,主要是因为无论身处何种领域、从事何种工作,那些出身咨询行业的人都表现出色。因此可以认为,他们初在咨询行业所掌握的本领里,很可能存在一种具有普遍性的工作能力,这种能力使他们能够在不同领域、不同职位上都会有出色的表现。

那么,这种具有普遍性的工作能力究竟是什么呢?为此,我采访了现在活跃在各个领域、之前从事咨询工作的人,让他们回顾 15 年前自己刚刚进入咨询行业时的经历。他们认为自己在新人时期掌握的知识,即使过了 15 年仍记忆犹新,依然有很大作用。换句话说,即使领域、职位发生了变化,即使身居管理层或经营层,作为咨询师时学到的知识、技能依然有共通性。这种技能就是经历了 15 年磨炼,他们在咨询行业获得的技能和经验已经像经过精心打磨的钻石一样散发出璀璨的光芒。

我对于这些技能、经验做出了解释和说明并编成本书出版。