2021.7.24、2050年の中国-評価5¶
作成日:2022.2.10(木)、変更日:2022.2.11(金)
読んだ後の感想¶
星5つ中の5
現在急速に発展している中国について、大局観を持ち各方面から未来を予測して大変参考になった。2030年にGDPがアメリカを抜いて、2050年にはGDPがアメリカの2倍となるとのこと。その時は大中国と小米国になるそうだ。
ポイント¶
- カバー
エマニュエル・トッド:中国の人口減は世界を巻き込む
ジョセフ・ナイ:ソフトパワーが弱すぎる
ジャック・アタリ:言論統制でイノベーションが枯渇する
大前研一:6つに分裂し連邦化
ダニエル・ヤーギン:エネルギ新秩序で中国は優位に
新浪剛史:30年後もインドより中国
- 目次
P41 中国の未来年表
P42-84 世界の10賢人が見る中国の未来像
P70 ウォール街は中国に熱い視線、ターゲットは超富裕層と年金ビジネス
P71 [Interview] ブラックロック アジア統括ヘッド、スーザン・チャン
P74 デジタル人民元の過大評価は禁物、近未来化の基軸通貨化はない、福本智之
P78 対中外交は今後10年が正念場、負債と資産のバランスに配慮せよ、津上俊哉
P82 中国初ブランドが世界を席巻、巨大な内需をテコに「国潮」が勃興、田中信彦
- P85 通商の利を石橋湛山の現代の意義
石橋 湛山(いしばし たんざん、1884年〈明治17年〉9月25日 - 1973年〈昭和48年〉4月25日)は、日本のジャーナリスト、政治家、教育者(立正大学学長)。大蔵大臣(第50代)、通商産業大臣(第12・13・14代)、内閣総理大臣(第55代)、郵政大臣(第9代)などを歴任した。内閣総理大臣在任期間は65日であり、日本国憲法下では羽田孜に次いで2番目に短く、日本の憲政史上でも4番目の短さである。1